Marine Garage
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子供のころ、海岸に打ち上げられていたのを無限プチプチのように潰して遊んでいたのはこれだったのかなぁ。潜って確かめねばなるまい。
あなたもナウシカに?! スギモク観察会第2弾のお知らせ
日本でここでしか見られない?!金色に輝く“海藻のお花畑”を見に来てください!!2009年3月7日(土) 予備日8日(日)にスギモクのお花畑の観察会を行います。『風の谷のナウシカ』での「その者青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし。失われし大地との絆を結びついに清浄の地に導かん。」の金色の野よりはるかに規模は小さいですが、日本海特産種のスギモクは 3~4月に生殖器官を形成し、海中に金色にかがやく景観を形成します。他のホンダワラ類と異なり、スギモクの生殖器官にのみ、浮き袋のように空気が閉じこめられているので、輝いて見えます。日本海が汽水~淡水化によって海水より比重が軽く、水中での浮力が低下した時代に、スギモクは浮き袋状の生殖器官が藻体から分離して海面に浮くことによって拡散し、分布を拡大させていたのではないかと考えられています。スギモク以外に日本海におもに分布するフシスジモクの群落も形成されるなど、田ノ浦は日本海的な植生で、瀬戸内海においては極めて特異的な環境です。また、スギモクは淡水の影響が比較的大きい河口近くや海岸・海底において陸域からの淡水の混じった水が浸出する場所に群落を形成しています。広島大学の菊池亜希良さんの調査によって、田ノ浦において海底から淡水の混じった水が浸出していることが確認されています。瀬戸内海においては、干潟や砂浜の埋立、海岸道路および側溝事業によって、地下水が海岸・海底から浸出する繋がりが分断され、陸域での水の浸透および満潮時の陸域への海水の浸透と干潮時の浸出による浄化機能が広域に破壊されてきました。われわれは、「瀬戸内海で失われし大地(陸域)、海岸、海の絆を結び、清浄の地(海)に導びく」ための環境 学習の場としても、田ノ浦は重要と思っています。観察会では、海岸と船上からの観察行います。興味のある方は、ぜひ参加してください。
スギモクという希少藻類の論文がとどきました
原子力発電所の建設のためにC電という会社が、詳細調査と称する工事で希少な自然を壊し続けている現場が、上関町の長島です。 そこの美しい海、澄み切った水に生息するとても珍しいスギモクという海藻についての学術報告がでました。 著者のお一人の新井さんから送られてきたpdfと、新井さんが今年の3月に撮影した「花の咲いた」スギモクの写真も添付します。新井さんは、日本中の海で潜って海藻調査をしてこられましたが、先日、長島でお会いした時には、「日本で一番きれいな海、澄み切った海水は、西表島の南風見田(はいみだ)海岸と、長島の田ノ浦の海です」と断言しておられました。 スギモクは25cmまで砂に埋没した礫にも着生して生存いるため、砂地に生育しているように見えます。酸素を含んだ海水と陸域からの伏流水が砂中を循環しているため生育が可能です。田ノ浦ではその沖合より透明度が高く、添付した写真のようにきれいな写真を撮影できます。干満などによって砂地海底で濾過された海水が滞留しているのではないかと思っています。海の森の構成種であるホンダワラ類のうち、スギモクの生殖器床だけが中空のために(日本海が汽水化したときに獲得した形質?)、黄金色に輝いて見えます。スギモクは日本海特産種ですが、瀬戸内海においては長島の田ノ浦と姫島の西浦の2箇所のみに分布し、それらは分布の南限としても保全すべき貴重な地域個体群です。また、この地域個体群は、福井県~北海道の個体群から地理的に隔離されている点でも重要です。

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子供のころ、海岸に打ち上げられていたのを無限プチプチのように潰して遊んでいたのはこれだったのかなぁ。潜って確かめねばなるまい。

あなたもナウシカに?! スギモク観察会第2弾のお知らせ

日本でここでしか見られない?!金色に輝く“海藻のお花畑”を見に来てください!!

2009年3月7日(土) 予備日8日(日)にスギモクのお花畑の観察会を行います。

『風の谷のナウシカ』での「その者青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし。失われし大地との絆を結びついに清浄の地に導かん。」の金色の野よりはるかに規模は小さいですが、日本海特産種のスギモクは 3~4月に生殖器官を形成し、海中に金色にかがやく景観を形成します。他のホンダワラ類と異なり、スギモクの生殖器官にのみ、浮き袋のように空気が閉じこめられているので、輝いて見えます。日本海が汽水~淡水化によって海水より比重が軽く、水中での浮力が低下した時代に、スギモクは浮き袋状の生殖器官が藻体から分離して海面に浮くことによって拡散し、分布を拡大させていたのではないかと考えられています。
スギモク以外に日本海におもに分布するフシスジモクの群落も形成されるなど、田ノ浦は日本海的な植生で、瀬戸内海においては極めて特異的な環境です。また、スギモクは淡水の影響が比較的大きい河口近くや海岸・海底において陸域からの淡水の混じった水が浸出する場所に群落を形成しています。広島大学の菊池亜希良さんの調査によって、田ノ浦において海底から淡水の混じった水が浸出していることが確認されています。
瀬戸内海においては、干潟や砂浜の埋立、海岸道路および側溝事業によって、地下水が海岸・海底から浸出する繋がりが分断され、陸域での水の浸透および満潮時の陸域への海水の浸透と干潮時の浸出による浄化機能が広域に破壊されてきました。われわれは、「瀬戸内海で失われし大地(陸域)、海岸、海の絆を結び、清浄の地(海)に導びく」ための環境 学習の場としても、田ノ浦は重要と思っています。
観察会では、海岸と船上からの観察行います。興味のある方は、ぜひ参加してください。

スギモクという希少藻類の論文がとどきました

原子力発電所の建設のためにC電という会社が、詳細調査と称する工事で希少な自然を壊し続けている現場が、上関町の長島です。

そこの美しい海、澄み切った水に生息するとても珍しいスギモクという海藻についての学術報告がでました。

著者のお一人の新井さんから送られてきたpdfと、新井さんが今年の3月に撮影した「花の咲いた」スギモクの写真も添付します。新井さんは、日本中の海で潜って海藻調査をしてこられましたが、先日、長島でお会いした時には、「日本で一番きれいな海、澄み切った海水は、西表島の南風見田(はいみだ)海岸と、長島の田ノ浦の海です」と断言しておられました。

スギモクは25cmまで砂に埋没した礫にも着生して生存いるため、砂地に生育しているように見えます。酸素を含んだ海水と陸域からの伏流水が砂中を循環しているため生育が可能です。田ノ浦ではその沖合より透明度が高く、添付した写真のようにきれいな写真を撮影できます。干満などによって砂地海底で濾過された海水が滞留しているのではないかと思っています。

海の森の構成種であるホンダワラ類のうち、スギモクの生殖器床だけが中空のために(日本海が汽水化したときに獲得した形質?)、黄金色に輝いて見えます。スギモクは日本海特産種ですが、瀬戸内海においては長島の田ノ浦と姫島の西浦の2箇所のみに分布し、それらは分布の南限としても保全すべき貴重な地域個体群です。また、この地域個体群は、福井県~北海道の個体群から地理的に隔離されている点でも重要です。

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